確定申告

ぶろぐラム

 個人それぞれの総決算!今年もまた、所得是の確定申告が始まりました。税理士としては、12月の年末調整→1月の法定調書&給与支払報告から、引き続いての繁忙期です。
 毎年、確定申告が始まる2月16日には、テレビのニュースでも取り上げられます。そのような中で、ひとつ気になったことがあり、コメントします。
 私も記帳事務にAIを使っています。使っていますが、まだやはり人間の確認が必要だと考えています。なぜならば、資料を頼りに「真の法律行為」を推し量らなければならないからです。
 ところが、某●HKニュースで、AI記帳のプロモーションが映し出されていました。ここで、某会計ソフトベンダーのAIデモンストレーションが映し出され、飲食の資料を読み込ませたら、「交際費にも会議費にも当たらないので、雑費です」というテキストメッセージを「理由も説明してくれます」とアナウンスしていました。
 「おいおい、違うだろう!雑費というのは、『科目を判定しなかった、或いは、取るに足らない科目』で使うものであり、積極的な判断にはならないだろう!」と、テレビ相手にツッコんでしまいました。
 例えば、飲食店の領収証が入力されたときに、交際費であれば「事業関係者に対する接待供応慰安贈答」に該当するか、会議費であれば「交際費に該当しない少額の飲食で事業関係者との費用又は電話を含む打合せ時のお茶代」などが観念されます。従業員等が残業したときの一般的な夜食(夕食)代は、福利厚生費で構いません。
 しかしながら、どれにも当たらないのであれば、経営者の「自腹とすべき費用」ではないか、というのをまず考えるべきだと思います。
 また、税理士の立場でいうと、雑費勘定というのは、要因を判断していない(又はできない)科目なので、極力使いたくないものです。
 AIまだまだだな。。。

コメント